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【無料型紙付き】3時間で作れる本革名刺入れの作り方|初心者でも失敗しない手順

本革名刺入れの無料型紙と作り方|レザークラフト初心者向け

「本革の名刺入れがほしいけど、高くてなかなか手が出ない」──そんな人におすすめなのが、自分で作るレザークラフトです。

この記事では、初心者でも約3時間で作れる本革名刺入れの無料型紙と作り方を紹介します。

型紙は設計にこだわり、カードケースとしても使える万能デザイン。全工程を写真付きで丁寧に解説しているので、初めてでも失敗せずに仕上げることができます。

【無料ダウンロード】名刺入れの型紙(PDF)

家庭用プリンターで印刷できる、名刺入れの型紙です。
Googleドライブから安全にダウンロードできます。

▶ 今すぐPDFをダウンロード

※印刷時の注意点はこちら

名刺入れの制作手順

作業に必要な道具・材料は、こちらからご確認ください。

▶ 必要な道具と材料を見る

STEP1 床面処理・縫い穴あけ・カット

トコノールで革の床面を処理する
型紙を革の銀面(表面)にテープで固定する
マークに沿って菱目打ち(4mm幅)で縫い穴を開ける
パーツ②は、指定サイズのハトメ抜きでホック用の穴をあける
ガイドに沿って革を切り出す

縫い穴あけの様子

ポイント:縫い穴は先に開ける
通常はパーツを接着してから穴を開けますが、先に開けると仕上がりがきれいです。
特に初心者は穴の位置がずれやすいため、この方法がおすすめです。

STEP2 ホックの取り付け

パーツ②にバネホック凹パーツを取り付ける

凹ホックを取り付ける様子

STEP3 本体・パーツ②の取り付け

パーツ②の上下のコバを処理する
パーツ②の端から約3mmの位置にボンドを塗り、本体ガイド通りに張り付ける
貼り付けたら、縫い合わせる

本体にパーツを取り付ける様子

ポイント:ズレ防止のコツ
貼り付ける前に数か所に針を通して仮固定すると、作業中にズレにくくなります。

パーツ同士を張り付ける際のポイント

STEP4 パーツ①へマチパーツを取り付ける

パーツ①とマチの上下のコバを処理する
パーツ①の床面側にマチをボンドで貼り付ける

マチパーツを取り付ける様子

STEP5 本体へマチパーツを接着

本体のパーツ②の反対側のコバを処理する
STEP4のパーツのマチを本体のガイド通りに貼り付ける

本体にマチパーツを取り付ける様子

STEP6 凸ホックの取り付け

本体を軽く折り起こし、本体をパーツ①合わせて折る
一度名刺入れを閉じて、凹パーツを押し込み跡をつける
跡の場所にハトメ抜きで穴をあけ、凸パーツを取り付ける

STEP7 本体パーツの接着

本体をパーツ①に張り付ける

本体パーツの接着の様子

STEP8 縫い合わせ・仕上げ

接着した部分を縫い合わせる
全体のコバを整えて処理する

本革名刺入れの完成品の画像

ミニウォレット制作に必要な材料と道具

使用する材料

  • ヌメ革: 本体・ポケット部分には厚さ1.5mm、マチ部分には1.0mmを使用
  • バネホック(小): フタの開閉用に使用
  • ボンド糸: 手縫い用のロウ引き糸(色はお好みで)
注意
レザークラフト用の革には「タンニン鞣し」と「クロム鞣し」があります。
今回の作り方は、タンニン鞣し革を対象としてありますので、購入前に必ず確認しましょう。

使用する道具

近日中に公開する予定です。

よくある質問(FAQ)

はい、作れます。革をカットして縫うだけなので、レザークラフト初心者でも安心です。最初は少し不格好でも、繰り返し作るうちにどんどん上達します。

初めてでも約3時間ほどで完成します。
必要な道具さえそろっていれば、慣れると2時間前後で仕上げられます。

まとめ|無料型紙で、今日から名刺入れ作りを楽しもう

この記事では、無料で使える実用的な名刺入れの型紙と、その作り方を写真付きで詳しくご紹介しました。

実用的かつ、簡単に作れるためレザークラフトデビューには最適な作品です。ぜひ挑戦してみたください。

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