レザークラフト初心者の方、縫い穴のズレで作品の仕上がりに悩んでいませんか?
実は、穴あけの順序や型紙の使い方を工夫するだけで、縫い目がそろい、完成度は格段にアップします。
この記事では、初心者でも簡単にできる「型紙ごと打つズレない穴あけ」の新常識テクニックを丁寧に解説します。
この方法を取り入れれば、仕上がりの美しさが一目で分かるレベルに。
穴ズレに悩む方、きれいな作品を作りたい初心者に最適な内容です。
必要な道具
型紙ごと穴あけを行うために必要な道具は、初心者でも揃えやすいものばかりです。各道具の役割も合わせて解説します。

穴あけの手順
筆者の型紙を使用される方は、②型紙の固定からご覧ください。
① 型紙に穴位置を作る

型紙はデジタルで作成するのが基本です。
菱目打ちのピッチに合わせて、縫い穴の位置を型紙上に印を付けます。
補足:作品の幅や形も、このピッチに沿って決めると、仕上がりが美しくなります。
② 型紙の固定
革に型紙を当て、セロテープでしっかり固定します。
型紙は余白を持たせて切り、革の外側に5mmほどはみ出すように貼り付けます。四辺すべてを貼ることで、作業中ズレることがなくなります。

③ 印に沿って穴をあける
型紙上の印に沿って、菱目打ちで穴をあけます。穴を打った後に、型紙に沿って革を切り出します。

④ 革の切り出し
穴あけが完了したら、型紙に沿って革を切り出します。切り出しは型紙のラインを目安に丁寧に行うと、縫いやすく仕上がりも美しくなります。
失敗しないためのコツ
型紙ごと穴あけを行う際、初心者がつまずきやすいポイントをまとめました。
厚紙は使わない
厚紙だと穴が開けにくく、穴が曲がる原因になります。また、菱目うちのを傷める原因にもなります。
一般的なコピー用紙を使用するのがおすすめです。
型紙を切るときは余白を残す
ぴったりに切るとセロハンテープをはがした跡が革に残ることがあります。少し余白を持たせましょう。
なぜ先に穴を開けるのか
一般的には、革パーツを切り出してから穴を開ける方法が多いですが、初心者が失敗しやすい理由は以下の通りです。
- パーツが重なると厚くなる:菱目打ちの角度が始めと終わりで変わりやすく、厚みが増す分奥まで打つ必要があるため、穴が大きくなってしまいます。
- グルーバーの跡が見えにくい:穴位置がずれる原因になり、縫い目の精度が落ちます。
- 最後の帳尻合わせが難しい:ピッチが合わず、最後だけ穴が狭くなることがあります。
初心者でも、縫い目の揃った美しい仕上がりを実現できるのです。